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マグネットローダーの選び方|厚みとUVカットで比較

マグネットローダーの選び方|厚みとUVカットで比較

売り場には「35pt」「55pt」「130pt」と数字だけが刷られたマグネットローダーが並んでいて、写真はどれも同じ透明な板に見えます。この数字はカード1枚の厚みを1/1000インチ単位で示した対応厚で、スリーブに入れたまま収めたいなら35ptでは入りません。

上蓋を磁石で閉じる作りなので、ねじを回すタイプより出し入れは速く、そのぶん落としたときに開くかどうかは磁石の強さと蓋の合わせ精度に左右されます。カードを入れてから「思ったより磁力が弱い」と気づく失敗が起きやすいのは、この部分に数値の表示がほとんどないためです。

本記事では、トップローダーやスクリューダウンとの違い・pt表記の読み方・厚みから決める選び方・磁石を扱うときの注意点を解説します。

マグネット党編集部

マグネットの選び方を用途別に解説。100均・収納・スマホ・車・DIY・印刷用まで、耐荷重と貼る面で比較できます。仕様はメーカー公式や公的機関の資料で確認し、時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

マグネットローダーとは、磁石で上蓋を開け閉めするカードホルダー

マグネットローダーは、2枚のアクリルなどの透明板でカードを挟み、上側の蓋を磁石の力で留める構造のカードホルダーです。

板の上部に小さな平板磁石が埋め込まれていて、蓋をかぶせると吸い付いて閉じ、指で持ち上げると外れます。

工具はいりません。

ワンタッチと呼ばれることもある

販売ページでは「ワンタッチマグネットホルダー」「マグネットホルダー」といった名前で並ぶこともあり、指している物はほぼ同じです。

片手で開閉できることを強調した呼び方で、構造上の違いを表す言葉ではありません。

検索するときは両方の名前で見ておくと、選択肢が広がります。

スリーブやストレージボックスとは役割が違う

スリーブは1枚ずつ包む薄い袋で、束ねてデッキとして使う前提の道具です。

ストレージボックスは何十枚もまとめて仕舞う箱です。

マグネットローダーが受け持つのは、その中から抜き出した1枚を、そのまま見せながら守るという役割です。

何枚も同じ扱いをするための道具ではなく、1枚に対して1個使うものだと考えておくと、必要な個数を読み違えません。

トップローダーやスクリューダウンとの違いは、閉じ方と手間の掛かり方

同じ「1枚を守る」道具でも、閉じ方が3タイプに分かれ、そこから使い勝手が決まります。

タイプ閉じ方出し入れ向く場面
マグネットローダー上蓋を磁石で吸着片手で数秒見せる・交換する機会が多い1枚
トップローダー差し込むだけで上は開口速いが落ちやすい枚数が多く、一時的に保護したいとき
スクリューダウンねじで締め付けドライバーが必要長期間動かさない保管や展示

トップローダーは上端が開いたままなので、逆さにすればカードが抜け落ちます。

テープで塞ぐ人もいますが、剥がすときに縁を傷めるおそれがあります。

スクリューダウンは締め付けるぶん密着度が高い一方、見せるたびにねじを回すことになります。

マグネットローダーはその中間で、閉じる確実さを磁石に任せた形です。

マグネットローダーが磁石を採用したねらいと、その代償

磁石で閉じる作りがねらっているのは、開閉の速さと、四辺が閉じた状態を工具なしで作ることの両立です。

カードの縁が全周で覆われるため、抜け落ちやほこりの入り込みは差し込み式より抑えやすくなります。

表側から見て蓋の合わせ目が細いので、写真映りを気にする人にも選ばれています。

代償は3点あります。

まず、閉じる力が磁石の吸着だけなので、落下のような衝撃が加わったときに蓋が浮くことがあります。

次に、対応厚が製品ごとに固定されていて、薄いカードを厚いローダーに入れると中で泳ぎ、逆は入りません。

さらに、アクリル板と磁石のぶん重くなり、何十枚も持ち歩く用途には向きません。

磁力を強くすれば落下に強くなりますが、そのぶん開けるときに力が要り、勢いで中身を飛ばすこともあります。磁石で留めて必要なときだけ外す道具は釣具にもあり、マグネットリリーサーの使い方で解説している「保持力と外しやすさのつり合い」は、ローダーの磁力の考え方とそのまま重なります。

タイプ別|マグネットローダーは対応厚と表示で分かれる

35pt前後の標準厚

裸のカード1枚、または薄手のスリーブ1枚までを想定した厚みです。

トレーディングカード1枚の厚みはおおむね0.8mm弱で、35ptは1/1000インチ換算で約0.89mmにあたります。

スリーブを外して収める人、ぴったり挟んで表面のたわみを抑えたい人に向きます。

55pt以上の厚手対応

スリーブに入れたまま、あるいは二重スリーブのまま収めたい場合はこちらです。

厚手のスリーブは1枚で0.1mmを超えるものもあり、2枚重ねれば標準厚には収まりません。

中で動く余裕が出るぶん、輸送時はスペーサーを入れるなどの工夫が要ります。

130pt級の分厚いタイプ

マグネットローダーの中でも幅の広い区分で、パッチ入りやリレーション加工など、もともと厚みのあるカードを想定しています。標準的なカードを入れると大きく泳ぐので、厚みを確かめずに買うと使い道がありません。

UVカットをうたうタイプ

紫外線の透過を抑えたと表示している製品があります。

表示は各メーカーが自社の試験に基づいて出しているもので、条件も測り方も統一されていません。

メーカーがUVカット率を明記しているかどうかを見て、書かれていない製品を「守れる」と考えないでください。

いずれにしても、直射日光が当たる場所に長く置く保管方法自体を避けるほうが確実です。

マグネットローダーの選び方は、カードの実測から始める

最初に決めるのは対応厚です。

スリーブを使うなら、スリーブに入れた状態の厚みをノギスや定規で測り、その数値以上のptを選びます。

この順番を逆にして「見た目が好きなローダー」から選ぶと、入らないか、中で泳ぐかのどちらかになります。

厚みが決まったら、次は内寸の縦横です。

標準サイズのカードは63×88mm前後ですが、スリーブに入れると一回り大きくなり、ミニサイズや大判のカードはそもそも寸法が違います。

ポケモンカードのように規格が決まっているものは、ポケカのマグネットローダーのサイズ規格の確認方法で解説している測り方をなぞると、間違いが減ります。

そのうえで磁石の強さと蓋の合いを見ます。

ここに数値表示のある製品は少ないので、レビューで「持ち上げると開く」「勢いよく閉まる」といった記述を探すのが現実的な手がかりです。

最後に用途で絞ります。

机の上に立てて飾るなら重さは問題になりませんが、イベントに何枚も持ち出すなら、重量と厚みが積み上がることを見込んでおいてください。

磁力の表示の読み方と、磁石を扱うときの距離感

吸着力の数値が書かれている製品では、その値は磁石を面で密着させ、まっすぐ引き剥がす向きに測ったものです。

同じ磁石でも、横にすべらせる向きや、落下の瞬間のような衝撃が加わる向きでは表示を下回ります。

吸着力と、掛けられる重さを示す耐荷重は別の数値なので、片方の数字を持ってきて「◯kgまで大丈夫」と読み替えないでください。

接触面積も保持力を左右します。

蓋と本体の合わせ面にほこりや削れたアクリル粉が挟まると、点や線でしか当たらなくなり、同じ磁石でも閉じる力が落ちます。

薄い部品を面で吸着させる例としては、マグネットのゴルフマーカーとキャップ式との違いでも、密着する面の広さが保持力を分ける点を解説しています。

磁気製品からは離して置く

クレジットカードや診察券の磁気ストライプ、ハードディスクなどの近くに置く保管は避けてください。

植込み型の医療機器については、日本不整脈心電学会が15cm程度以上離して使うよう案内しています。

強い磁石を使った製品は、子どもの手の届く場所に置かないでください。

消費者庁は2022年3月に、磁石の誤飲事故について注意喚起を出しています。

くもり・開かない・閉まらないときの手当てと日ごろの扱い

閉まりが悪くなったときに最初に見るのは、蓋と本体の合わせ面です。

カードを出し入れするうちに細かなごみが挟まり、隙間が空いて吸着が弱まります。

乾いた柔らかい布で、磁石の周りを含めて拭き取ってください。

水気が付いた場合も、拭かずに放置すると埋め込まれた磁石の被覆が傷んで錆びるおそれがあります。

内側がくもって見えるときは、透明板の擦り傷か、カードから移った皮脂です。

アルコールや除光液で拭くとアクリルは白化するため、専用のクリーナーか、水で湿らせて固く絞った布から試すほうが安全です。

研磨剤入りのクロスは使わないでください。

開かないときは、無理にこじらないでください。

爪や硬いものを差し込むと、縁が欠けて破片がカードに当たります。

蓋の角を指の腹で押し上げるように、少しずつ力を掛ける向きを変えると外れます。

磁石を使ったホビー用品は設置と扱いの向きで安全性が変わり、マグネットのダーツの的の設置と安全性でも、力の向きと固定の考え方を解説しています。

よくある質問

スリーブに入れたまま収められますか

対応厚に余裕があれば収まります。

標準厚の35pt級は裸か薄手スリーブ1枚までが目安で、厚手や二重スリーブなら55pt以上を選んでください。

スリーブの厚みは製品差が大きいので、実測した数値で判断するのが確実です。

磁石でカードが傷むことはありませんか

紙とインクは磁石に反応する素材ではありません。

気をつけるのは物理的な当たりのほうで、閉じるときに蓋が勢いよく吸い付いて縁を叩いたり、磁石の周りに挟まった砂粒が表面を擦ったりする形で傷が付きます。

ゆっくり合わせて閉じ、合わせ面を清潔に保ってください。

100円ショップでも買えますか

取扱いは店舗と時期で入れ替わるため、あるとも無いとも言えません。カード用品の棚に並ぶことはありますが、対応厚やサイズの表示が簡略な場合があるので、手持ちのカードの厚みを測ってから売り場に行くほうが失敗しません。

鑑定に出すカードをマグネットローダーに入れたままでよいですか

鑑定を行う会社ごとに、送付時の梱包について指定があります。

指定は時期によって改定されることもあるため、申し込む会社の案内を毎回確認してください。

ローダーに入れたまま送れる場合と、抜いて別の方法で保護するよう求められる場合の両方があります。

カード以外のコレクションにも使えますか

厚みと寸法が合えば、チェキやステッカーを挟む使い方もできます。缶バッジのように立体のものは入りませんが、磁石を使って飾る方法自体は別にあり、缶バッジのマグネットリメイクに必要な材料と手順で解説しています。

まとめ

マグネットローダーを選ぶ順番は、スリーブ込みの実測厚から対応ptを決め、次に内寸の縦横、そのあとで磁石の強さと表示を見る形になります。

磁石で閉じる作りは開閉が速い反面、落下時に蓋が浮くことがあり、吸着力の数値も引き剥がす向きの値でしかありません。

数字をそのまま安心の根拠にしないでください。

ぜひ本記事の対応厚の目安と選び方の順序を参考に、手元のカードを一度測ってから、自分の使い方に合う1個を選んでください。

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