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マグネットのカーテンタッセル|生地別の選び方を比較

マグネットのカーテンタッセル|生地別の選び方を比較

カーテンを片側に寄せて留めようとしたら、壁に房掛けのフックが付いていない。マグネットカーテンタッセルは、ベルトの両端に入った2個の磁石を重ねて留める作りなので、壁にネジを打たずに使えます。

ただし、磁石同士が引き合うタイプと、窓枠や車体の鉄部に磁着(じちゃく)させて留めるタイプがあり、後者は貼る面に鉄がなければ働きません。

さらにタッセルに掛かるのは、束ねた生地を横にすべらせる向きの力で、カタログの吸着力どおりには持ちません。

本記事では、磁石同士か鉄部かの見分け方・束ねる太さから決めるベルトの長さ・車内の内張り越しに磁力が届くかの確かめ方を解説します。

マグネット党編集部

マグネットの選び方を用途別に解説。100均・収納・スマホ・車・DIY・印刷用まで、耐荷重と貼る面で比較できます。仕様はメーカー公式や公的機関の資料で確認し、時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

タッセルに掛かる横向きの力と留める相手の違い

吸着力として書かれている数値は、磁石を平滑な鉄板に密着させて垂直に引き剥がすときの力です。

ところがタッセルでは、束ねた生地が広がろうとする力が、重ね合わせた面を横へずらす向きに掛かります。

すべる向きでは、表示された数値よりずっと小さい力で外れてしまいます。

厚手のドレープ2枚をまとめたときに、朝は留まっていたのに夕方には解けているのは、この向きの違いが原因になっていることが多いです。

そのため、磁力の数字より先に、面と面がどれだけ重なるかを見てください。

ベルト型は端どうしが広い面で重なるのですべりにくく、球状の磁石2個で留めるタイプは接触がほぼ点になるため、厚い束では回転しながら抜けます。

磁力が同じでも、密着する面積が保持力を決めるからです。

留める相手が相手側の磁石なのか、それとも窓枠や車体の鉄部なのかという点も、選び方を分けます。

磁石同士で完結するタイプなら貼る面の材質は関係ありませんが、鉄部に磁着させるタイプは、そこに鉄がなければ取り付け位置そのものが決まりません。

車内で使う場合はとくにここが問題になります。

マグネットカーテンタッセルの3タイプと構造差

ベルトタイプ

布や合成皮革の帯の両端に磁石を仕込んだ形で、市販品ではいちばん数が多い作りです。

帯を回して端を重ねるため接触面が広く、すべる向きの力にも比較的強いです。

一方で帯の長さが固定されている製品が多く、束ねる太さに合わなければ端が届かないか、逆に余って垂れ下がります。

買う前に周長を測る前提のタイプだと考えてください。

マグネットボールタイプ

紐の両端に球状の磁石が付いていて、カーテンに紐を回して球同士をくっつけます。

紐の巻き数で太さに合わせられるので、レース1枚から厚手2枚まで融通が利きます。

ただし球は点で当たるので、重い束だと球が転がってほどけます。

レースや薄手のドレープ向きの作りです。

鉄部に磁着させるフックタイプ

タッセル側ではなく、フックや留め具の背面に磁石が入っていて、鉄の面に貼り付けてから使います。

壁に穴を開けずに房掛けの位置を作れるのが利点で、そのぶん貼る面に鉄が必要という制約と引き換えです。

スチール製の建具や、車内なら鋼板が露出している部分でなければ留まりません。

フックを介して荷重が磁石の一点に集まるので、引き剥がす向きにもすべる向きにも力が掛かります。

タイプ別に分かるマグネットカーテンタッセルの適性

同じ「マグネット式」でも、留まり方が違えば適する場面が変わります。束ねるカーテンの厚みと、留める相手の材質から逆算すると絞り込みやすいです。

タイプ留まり方向いている人向かない人
ベルト帯の両端の磁石を面で重ねる厚手のドレープをまとめたい人。壁に鉄がない人束ねる太さが日によって変わる人
マグネットボール紐を巻いて球状磁石2個を接触させるレースや薄手を軽くまとめたい人。太さを調整したい人厚手2枚を一度に束ねたい人
鉄部固定のフック背面の磁石を鉄の面に磁着房掛けの位置を穴なしで作りたい人アルミサッシ・樹脂の内張り・ガラス面に付けたい人

車中泊で遮光カーテンを使う場合は、生地が厚くて束が太くなるため、ベルトか、紐を何重にも巻けるボールタイプが現実的です。カーテン本体の吊り方から見直すなら、車のカーテンをマグネットで留める方法で車種ごとの取り付けの考え方を解説しています。

束ねた太さを測ってから長さを決める

ベルトタイプで最も多い失敗が、長さ不足です。

カーテンを片側に寄せて手で束ね、その状態でメジャーを回して周長を測ってください。

ドレープ1枚なら細くまとまりますが、ドレープ2枚とレースを一緒に束ねると、太さは倍近くになります。

測った周長に数センチの余裕を足した長さが目安です。

余裕が必要なのは、端と端を重ねる面積を確保するためです。

周長ぴったりの長さだと磁石が縁でかろうじて触れるだけになり、面で密着しません。

逆に長すぎると重なりが深くなりすぎて、束が緩んだままになります。

紐とボールの組み合わせなら巻き数で吸収できるので、家族で使い方が変わる窓や、季節でレースだけに切り替える窓には合わせやすいです。

失敗しやすいマグネットカーテンタッセルの選び方

磁力の数値だけを比べて選ぶと、掛けた瞬間にすべる失敗が起きます。数値は垂直に引き剥がす条件の値なので、束ねる用途では参考程度にとどめ、接触面の広さと帯の長さを優先してください。

レースを留めるときは、磁石の縁の形も確認してほしい点です。

角が立った金属パーツや、被覆が薄い磁石をレースの繊維に押し当てると、糸が引っ掛かって筋が残ることがあります。

布で覆われた磁石や、樹脂ケースに収まった球のほうが生地には優しい作りです。

鉄部固定のフックタイプを、下地の材質を確かめずに買うのも避けたい選び方です。

アルミサッシと樹脂の窓枠には磁石が付かず、ステンレスは種類によって付くものと付かないものがあります。

車内では内張りが樹脂で、その裏の鋼板まで距離があるため、磁力が届かない場所が大半です。

車で磁石を使うときの吸着力の考え方は、車用マグネットの吸着力の選び方で解説しています。

留まる面の見分け方とマグネットカーテンタッセルの位置

小さな磁石を数か所に当てる

手元にある小さな磁石を、留めたい面の複数の点に当ててください。

1か所で判断しないのは、窓枠の縁と中央、車のピラーと開口部の縁のように、同じ見た目でも下地が違うことがあるからです。

当てて手を離しても落ちなければ鉄が入っていて、指で軽く横にずらしたときに簡単にすべる場合は、塗装や内張りの厚みで磁力が弱まっていると考えられます。

厚みがあるぶん、実際の保持力はカタログの条件を下回ります。

仮止めして高さを決める

取り付け位置は、寸法から決めるより、実際に束ねて仮止めしたほうが早いです。

カーテンを寄せて手で押さえ、上下に動かしながら、生地のふくらみがいちばん収まる高さで印を付けます。

車内では、後席の乗り降りやシートベルトの取り出しを妨げない位置かどうかも同時に確かめてください。

レール側の金具から見直す場合は、カーテンレールのマグネットランナーの後付け手順で、留め位置を作る別の方法を解説しています。

マグネットカーテンタッセルの手入れと磁石の注意

汚れと水気を落としておく

磁石の面に砂や埃が挟まると、面と面の間に隙間ができて、密着していたときより保持力が落ちます。

留まりが悪くなったと感じたら、まず接触面を乾いた布で拾ってください。

車内では窓の結露や雨滴が付きやすく、水気を残すと、ネオジム磁石の被覆が欠けた部分から錆が出ます。

使わない季節は外して乾いた場所に置くほうが長持ちします。

合成皮革のベルトは、直射日光が当たり続ける場所で表面が硬くなることがあります。

磁石を扱うときに気をつけること

日本不整脈心電学会は、植込み型の医療機器から15cm程度以上離して磁石を使うよう案内しています。

磁気カードや通帳、スマートフォンに近づける扱いにも、メーカーが注意を示しています。

小さな球状の磁石は、消費者庁が2022年3月に誤飲事故の注意喚起を出しているので、子どもの手が届く高さに置く使い方は勧められません。

車体の塗装面に磁石を直接当てるタイプを使う場合は、砂を噛んだまま動かすと塗装が擦れます。

塗装への当たり方は、車のマグネットステッカーで塗装を傷めない貼り方で解説しています。

よくある質問

磁力が弱くなったタッセルは元に戻せますか

減った磁力そのものは戻りません。

ただ、留まりが悪くなった原因は、磁石の劣化より接触面の汚れや、束ねる量が増えたことである場合が多いです。

面を拭いてから、以前と同じ枚数で試してみてください。

それでもすべるようなら、より広い面で重なるベルトタイプへの買い替えが現実的です。

車の窓ガラスに付けられますか

ガラスに磁石は付きません。

ガラス面を使いたい場合は、磁石同士で留まるタイプを選んで、ガラスに頼らずカーテン自体を束ねる形にしてください。

窓まわりの隙間対策とあわせて考えるなら、マグネットカーテンで隙間を防ぐ方法で取り付け方を解説しています。

レースだけをまとめる場合はどれが向きますか

紐と球状磁石の組み合わせが扱いやすいです。

束が細いので接触が点でも保持でき、巻き数で太さを調整できます。

磁石の縁が繊維に当たらないよう、樹脂や布で覆われたものを選んでください。

壁や車体に跡は残りませんか

磁石同士で留まるタイプは面に触れないので、壁や車体には接しません。

鉄部に磁着させるタイプは、砂や埃を挟んだまま動かすと擦り傷の原因になります。

貼る前に面を拭き、外すときは横に引きずらず、まっすぐ引き離してください。

まとめ

マグネットカーテンタッセルを選ぶときは、磁力の数値より、留める相手が磁石か鉄部かという構造の違いと、面がどれだけ重なるかを先に確かめてください。

厚手のドレープ2枚ならベルトタイプ、レースや太さが変わる窓なら紐と球のタイプ、房掛けの位置を穴なしで作りたいなら鉄部固定のフックという分かれ方になります。

鉄部に頼るタイプだけは、小さな磁石を数か所に当てて下地を確かめてから買うのが安全です。

ぜひ本記事の比較表と周長の測り方を参考に、自分の窓の生地と留める面に合うタイプを絞り込んでください。

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