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車のカーテンをマグネットで|車中泊での使い方と選び方

車のカーテンをマグネットで|車中泊での使い方と選び方

車の窓にマグネットカーテンを当てると、磁石が吸い付くのは窓枠のサッシと上辺のあたりだけで、ガラスの部分ではまったく反応しません。

窓の面積の大半はガラスなので、カーテンを支えているのは細い金属の縁だけということになります。

そこに厚手の遮光生地を掛けると、走り出して最初のカーブで端からずれ始めます。

加えて、運転席と助手席の側面ガラスには可視光線透過率70%以上という保安基準があり、走行中に覆ってよい窓とそうでない窓が分かれます。

本記事では、車内で磁石が付く場所の探し方・生地の重さと磁石タイプの選び分け・走行中に閉めてよい窓の範囲を解説します。

マグネット党編集部

マグネットの選び方を用途別に解説。100均・収納・スマホ・車・DIY・印刷用まで、耐荷重と貼る面で比較できます。仕様はメーカー公式や公的機関の資料で確認し、時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

車の窓まわりでマグネットカーテンが落ちる理由は、貼る面と力の向きです

磁石が付くのは窓枠の細い金属部分だけ

ドアの窓まわりは、ガラス・樹脂の内張り・ゴムのウェザーストリップ・塗装された鋼板という4種類の材質が数センチ間隔で入り替わっています。

このうち磁石が付くのは鋼板の部分、具体的にはドア上端のサッシと、ピラー(柱)側の内側に鉄板が出ている箇所だけです。

窓枠の見た目がメッキ調でも、下地がアルミや樹脂であれば反応しません。

ステンレスの内装パーツも種類によって付くものと付かないものがあるため、見た目では判断できません。

手持ちの小さな磁石を当てて、吸い付くかどうかを先に確かめてください。

走行中にかかるのは、すべる向きの力

製品に書かれた吸着力は、平滑な鉄板に磁石を密着させて垂直に引き剥がしたときの値です。

車の窓枠はサッシの幅が狭く、接触できる面積がもともと小さいうえ、塗装の厚みぶん磁石とのすき間も空きます。

そこへカーテンの自重が下向きにかかり、走行中はカーブの横揺れと路面のショックが加わるため、力の向きは引き剥がしではなく「すべり」になります。

表示された吸着力を大きく下回る重さでずり落ちるのは、この向きの違いが原因です。

車内で使うマグネット製品が走行中にどこまで耐えるかという見方は、車用マグネットの吸着力で選ぶ基準でも解説しています。

車用マグネットカーテンで確かめる条件は、鉄の位置・生地の重さ・実寸です

貼る予定の場所を、買う前に磁石で探す

確認の順番としては、まずドア上端のサッシ内側、次に前後のピラー付近、最後にスライドドアならレールの脇を見ます。

ここで金属が3辺そろえば、上辺と左右で支える一般的な取り付けができます。

上辺だけしか付かない車は、カーテンの下側が走行風や乗降のたびにあおられるので、裾を軽くまとめられるタイプのほうが扱いやすいでしょう。

生地は軽いほど落ちにくい

磁力を上げるより、掛けるものを軽くするほうが確実です。

同じ窓を覆うなら、完全遮光をうたう厚手の生地とメッシュ地では重さが何倍も違い、その差がそのまますべり方向の負荷になります。

日射を弱めたいだけならメッシュや薄手で足り、後席で子どもを寝かせたいなど暗さが要る場合に、重さを承知で厚手を選ぶという順番になります。

実寸は、ガラスではなく金属の縁で測る

採寸のとき、窓ガラスの寸法を測ってしまうと、磁石が当たる位置に生地の端が届きません。

測るのは磁石が吸い付く金属部分の間隔です。

窓を開けたときにガラスが降りていく側の枠は、閉じた状態と開いた状態で干渉の有無が変わるので、両方の状態で当ててみてください。

車内では裏目に出る仕様もあります

露出したネオジム磁石

ネオジム磁石は小さくても強い力が出ますが、硬くて点で当たるため、内張りや塗装面に直接触れる形だと当たり傷の原因になります。

乗降のたびに入る砂を噛み込むと、その砂を挟んだまま擦ることにもなります。

布で包まれているか、樹脂でカバーされている製品を選んでください。

磁石とボディ塗装の当たりについては、車のマグネットステッカーで塗装を傷めない貼り方で解説しています。

強力な粘着テープの併用

磁石が付かない窓の車に対して、粘着ベースを内張りに貼って磁着(じちゃく)させる方式の製品もあります。

この場合、耐荷重を決めているのは磁石ではなく粘着側です。

夏の車内は高温になり、糊が軟らかくなってずれたり、剥がしたときにフェルト地の内張りへ糊が残ったりします。

原状回復を優先するなら、粘着に頼らない構成のほうが無難です。

窓の開閉と干渉する厚みや大きさ

厚い磁石は磁力を稼げる反面、窓ガラスの昇降経路やドアの閉じ代に食い込むことがあります。

ドアを閉めたときに生地が挟まると、生地が傷むだけでなくウェザーストリップの密着も崩れます。

窓を少し開けて換気しながら使う予定があるなら、そこも先に試してください。

取り付け位置はドアサッシとピラー、面の掃除は月1回を目安に

取り付けの基本は、上辺をドアサッシの内側に、左右をピラー側の鉄板に当てる三点支持です。

フレームレスドア(窓枠のないドア)の車は上端にサッシがないため、この上辺が取れません。

その場合はピラー側とルーフサイドの鉄板を探すことになり、支えられる位置が限られます。

面の掃除は、磁力そのものより保持力に直結します。

乗降のたびに靴の砂やホコリがドアの縁に溜まり、それを挟んだ磁石は面ではなく点でしか当たらなくなるためです。

月に1回ほど外して、窓枠側と磁石側の両方を乾いた布で拭くだけで密着が戻ります。

洗車後や雨天の乗降で濡れた日は、水分が残ったまま磁石を押し当てないほうが錆の面でも安心です。

カーテンを昼間まとめておきたいときの留め方は、マグネットのカーテンタッセルの生地別の選び方で解説しています。

マグネットカーテンの磁石タイプと防錆処理で寿命が変わります

車用の製品に使われる磁石は、生地に縫い込む平型のゴム磁石か、袋状のポケットに入れた小型のネオジム磁石のどちらかが中心です。

ゴム磁石はフェライトの粉を樹脂に練り込んだもので、磁力は穏やかですが面で当たるため、狭いサッシに沿わせる使い方に向いています。

同じ厚みなら、磁力の向きをそろえた異方性タイプが、向きの定まらない等方性タイプのおよそ1.5倍の力を出します。

タイプ力の出方車内での向き不向き
ゴム磁石(フェライト系)穏やかだが面で分散するサッシに沿わせる長い辺に向く
ネオジム磁石小さくても強い点支持になりやすく、被覆と当たり面の配慮が要る

もうひとつ差が出るのが防錆処理です。

ネオジム磁石は被覆が欠けたところから錆びるため、窓を開けて雨が入る使い方や、冬場に結露しやすい窓際では処理の有無が寿命を分けます。

ゴム磁石は錆びませんが、高温にさらされ続けると樹脂が硬くなって密着が落ちていきます。

ダッシュボードに近いフロント側は、後席側より条件が厳しい場所だと考えてください。

窓とカーテンの間にできる隙間をどう詰めるかという考え方は、マグネットカーテンで隙間を防ぐ取り付け方で解説しています。

走行中の車で閉めていい窓と、閉めてはいけない窓

道路運送車両の保安基準では、前面ガラスと運転席・助手席の側面ガラスについて可視光線透過率70%以上が求められています。

カーテンで前席の側面を覆えば、この視界そのものを塞ぐことになるので、走行中に閉めた状態で使わないでください。

取り付けるとしても、走り出す前に確実に開けて束ねられる構成にしておくことが前提になります。

後席とリアの窓は、前席側面と同じ透過率の基準は掛かりません。

ただし、ルームミラーで後方を確認している車で後ろの視界を塞ぐと、後方確認の手段がドアミラーだけになります。

自分の車がどちらの構成かを確かめたうえで判断してください。

駐車中の使用は制約が変わり、車中泊や仮眠の遮光はこちらに当たります。

閉め切った車内は温度と空気がこもりやすいので、換気を確保して使い、体調に不安がある場合は医療機関に相談してください。

よくある質問

フレームレスドアの車でもマグネットカーテンは使えますか

上辺にサッシがないため、一般的な三点支持での取り付けはできません。

ピラー側やルーフサイドに磁石が付く鉄板があれば部分的に固定できますが、支点が減るぶん走行中はずれやすくなります。

購入前に小さな磁石を当てて、付く位置がいくつ取れるか確かめてください。

磁石で車の塗装や内張りに跡が残りませんか

磁石そのものより、間に挟まった砂やホコリが擦れて傷になるほうが起こりやすいです。

貼る前に面を拭き、月1回ほど外して両側を掃除するだけでかなり防げます。

露出した硬い磁石が直接当たる製品は避け、布や樹脂で覆われたものを選んでください。

冷蔵庫用の強力マグネットに付け替えれば落ちなくなりますか

吸着力を上げても、車の窓枠は接触面積が小さく塗装も乗っているため、期待した力は出ません。

硬い磁石が点で当たることで傷のリスクが上がるほうが目立ちます。

落ちる原因は磁力不足より生地の重さと接触面の汚れにあることが多いので、そちらから見直すほうが効果的です。

吸盤式とマグネット式ではどちらが車に向いていますか

吸盤はガラス面に付くので窓の中央でも留められる一方、気温差や汚れで外れやすくなります。

マグネット式は着脱が速く、窓を開けても外れない代わりに、留められる位置が金属部分に限られます。

窓枠に鉄が3辺そろう車ならマグネット式、付く場所が見つからない車なら吸盤式という切り分けになります。

まとめ

車用のマグネットカーテンで結果を分けるのは、磁石の強さではなく、窓枠のどこに鉄があるかと、そこに掛ける生地がどれだけ軽いかです。

そのうえで、走行中に前席の側面を覆わないという前提を守り、砂を噛ませないよう定期的に面を拭けば、ずり落ちる場面はかなり減ります。

ぜひ本記事の磁石タイプの比較表と採寸の手順を参考に、自分の車の窓枠に合う一枚を選んでください。

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