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マグネットのネックレスは外れやすい?留め具で選ぶ

マグネットのネックレスは外れやすい?留め具で選ぶ

手が後ろに回らなくても、留め具を近づけるだけでカチッと留まるのがマグネットネックレスの利点です。

ただ、商品ページに「強力ネオジム磁石使用」と書かれていても、外れやすさはその一行では決まりません。

ずれに耐えるかどうかを左右しているのは、磁石の強さよりも留め具の合わせ面の形と、首の後ろで加わる力の向きです。

球同士が点で当たる形と、筒の端面が面で合わさる形では、同じ磁石でも横方向のずれに対する強さが変わります。ペンダントトップが重いほど、この差がそのまま落下につながります。

本記事では、留め具の3タイプの違い・タイプ別に向いている人と向かない人・後付けするときに測る環の内径とトップの重さ・磁気カードやスマホとの距離を解説します。

マグネット党編集部

マグネットの選び方を用途別に解説。100均・収納・スマホ・車・DIY・印刷用まで、耐荷重と貼る面で比較できます。仕様はメーカー公式や公的機関の資料で確認し、時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

マグネットネックレスの外れやすさは、接触面積と力の向きで決まります

磁石の商品説明で見かける「吸着力」は、平滑な鉄板に密着させて、まっすぐ引き剥がすのに要る力を指します。

マグネットネックレスの留め具は鉄板ではなく磁石側と受け側が合わさる構造なので、条件はさらに変わります。

それでも共通しているのは、接触面が広く密着しているほど強く、面がずれる向きの力には弱いという性質です。

首に掛けたネックレスの留め具には、真下に引かれる力と、うなじの丸みに沿って横へずれる力の両方が加わります。

トップが重ければ重いほど留め具は下へ回り込み、合わせ面が斜めにこじられます。

この状態は「まっすぐ引き剥がす」条件から外れているため、表示された吸着力より小さな力で外れます。

選ぶときにまず見るのは、合わせ面が面で当たるのか点で当たるのかという形の違いです。

数値が大きい製品を選ぶより、こちらのほうが実際の外れにくさに近い判断材料になります。

磁石の種類や外装の素材は、その次に検討すれば足ります。

留め具の形で分かれる、マグネットネックレスの3タイプ

筒型(バレル型)

円柱を輪切りにしたような形で、端面同士が平らに合わさります。

接触面積が大きく取れるため、横へこじられる力にも比較的粘ります。

差し込む突起が付いていて、回転しないよう機械的に止まる製品もあります。

太さがあるので、細いチェーンだと後ろで留め具だけが目立つという代償があります。

球型(ボール型)

小さな球が2つ合わさる形で、留め具そのものがビーズのように見えます。

どの角度から近づけても吸い付くので着脱は速いのですが、球面同士の当たりは点に近く、接触面積は筒型に劣ります。

軽いトップを細いチェーンで下げる用途に向く形です。

フック併用型

磁力で両端を引き寄せてから、ロブスタークローやセーフティフックで固定します。

留めた後の保持は金具が受け持つので、磁石は位置合わせの役割です。

磁力が離れても金具が残るぶん落としにくく、そのかわり片手で完結させづらく、着脱の手数は増えます。

タイプ別に向いている人と、はっきり向かない人

タイプ合わせ面の当たり方向いている人向かない人
筒型(バレル型)端面が面で密着。回り止め付きの製品もあるやや重いトップを下げる人、日中つけたまま動く人留め具を小さく目立たなくしたい人
球型(ボール型)球面同士で点に近い当たり細いチェーンに軽いトップ、着脱の回数が多い人重いトップ、体を動かす場面で使う人
フック併用型磁力で寄せ、金具で機械的に固定紛失を避けたい人、思い入れのあるトップを下げる人後ろに手が回らず片手で留めたい人

表のうち「向かない人」に自分が当てはまるなら、磁石の強さで補おうとしても解決しません。

重いトップを球型で留めれば、強い磁石を選んでも合わせ面がずれる向きに力が集中します。

逆に、着脱の手軽さを最優先するならフック併用型は選ばないほうが満足度が高くなります。

接触面積が保持力を決めるという関係は、耳元の小物でも同じように働きます。マグネットピアスの落ちにくさで選ぶ基準では、耳たぶの厚みと磁石の面積の兼ね合いを解説しています。

磁石はネオジムかフェライトか、外装は何でできているか

留め具に使われる磁石は、多くがネオジム磁石です。

小さな体積でも強い力が出るため、留め具を小型にまとめやすいという利点があります。

ただしネオジムは素地のままでは錆びやすく、ニッケルなどの被覆で保護されています。

被覆が欠けたり摩耗したりすると、その部分から錆が進みます。

フェライト磁石は磁力が穏やかで錆びにくい一方、同じ保持力を出すには体積が必要です。

ネックレスの留め具という小さな部品では、太くなりすぎて使いにくくなるため採用例は限られます。

「強力」という言葉でひとくくりにせず、素材名まで書いてある製品を選ぶと後の判断がしやすくなります。

外装は真鍮にロジウムやゴールドのメッキをかけたもの、ステンレスのものなどがあります。

ステンレスは種類によって磁石が付くものと付かないものがあり、外装が磁石に反応しなくても、内部の磁石で留まる構造なら問題ありません。

外装の材質は保持力ではなく、汗や皮脂に対する耐久性と肌への当たりを左右します。

マグネットネックレスで失敗しやすい選び方

いちばん多いのが、吸着力の数値だけを比べて決めてしまうケースです。

数値の測定条件はメーカーごとに異なり、合わせ面の形も違うため、単純な大小比較になりません。

同じ形のタイプ同士を比べるときの目安として使う程度に留めてください。

次に、磁力を強くしすぎる方向へ振ってしまう選び方があります。

強い磁石は着脱時に指を挟みやすく、髪を巻き込むこともあります。

留めるときに勢いよく吸い付くので、細いチェーンだと留め具の根元に負担がかかります。

使う場面から外れている選び方も見落としやすい点です。

走る、しゃがむ、荷物を背負うといった動きが入る場面では、合わせ面がずれる力が繰り返し加わります。

運動中に着けるつもりならフック併用型を選ぶか、そもそも磁石留めを避けるのが無難です。

また、ネオジム磁石は小さくて強いため、消費者庁が2022年3月に誤飲事故の注意喚起を出しています。

小さな子どもが触れる場所に置いたままにしないでください。

衣類の上に留め具や装飾が当たる使い方が気になるなら、服側に磁石を使う小物の考え方も参考になります。マグネットのブローチと生地別の使い方では、生地の目が粗い衣類で起きやすい引っかかりを解説しています。

後付けするなら、環の内径とトップの重さを先に測る

手持ちのネックレスをマグネット留めに変える方法もあります。確かめておく点は2つです。

チェーン端の環の内径

後付けの留め具は、チェーン端の丸環やアジャスターの穴に通して取り付けます。

環が小さすぎると通らず、大きすぎると留め具が遊んで斜めに引かれます。

定規で測りにくい大きさなので、通したい留め具側の輪の太さと見比べて判断すると確実です。

取り付け手順はネックレスのマグネット留め具の後付け方法で解説しています。

ペンダントトップの重さ

重さは家庭用のキッチンスケールで量れます。

数字そのものより、トップとチェーンを手のひらに乗せたときの体感で判断してかまいません。

ずしりと重さを感じるものは球型では受け止めきれないため、筒型かフック併用型に絞ります。

磁石の強さを店頭で比べたいときは、同じ形のタイプ同士で、留め具を横方向にずらすように引いてみます。

まっすぐ引くと強く感じても、横にこじると簡単に外れる製品があります。

実際に外れるのはこの向きの力です。

磁気カード・スマートフォン・医療機器との距離

ネオジム磁石は小さくても強い磁力を持つため、磁気を使う製品と一緒に扱うときは距離を意識してください。

キャッシュカードやホテルのルームキーのような磁気ストライプは、磁石を密着させて保管すると記録が影響を受ける可能性があります。

同じポーチにまとめて入れたままにしない、といった扱いで避けられます。

スマートフォンについては、内部の電子コンパスや一部のセンサーが磁界の影響を受ける場合があるとメーカーが案内しています。動作がおかしいと感じたら磁石から離して確認するのが先です。

植込み型の医療機器を使っている場合は、自己判断で近づけないでください。

日本不整脈心電学会は、植込み型の機器から15cm程度以上離して磁石を扱うよう案内しています。

装着する位置が胸元に近いアクセサリーなので、該当する方は主治医または医療機関に相談してください。

なお、磁気を用いた健康アクセサリーとして販売されている製品もありますが、本記事では効果について扱いません。

汗と皮脂を残さない|マグネットネックレスの手入れ

吸着力が落ちたと感じる原因の多くは、磁石が弱ったのではなく、合わせ面に汚れが挟まっていることです。

汗や皮脂、日焼け止めや化粧品が薄く残ると、面と面の間にわずかな隙間ができます。

磁力は距離が離れるほど急に弱まるので、目に見えない厚みでも保持力に差が出ます。

手入れは、外したときに乾いた柔らかい布で合わせ面を拭く程度で足ります。

水洗いは避けたほうが安全です。

留め具の内部に水が入ると乾きにくく、被覆に傷がある場合はそこから錆が出ます。

汗をかいた日は帰宅後に拭き、湿気の少ない場所で保管してください。

保管では、他のアクセサリーや金属小物と一緒にしないほうが扱いやすくなります。

強い磁石は細いチェーンを引き寄せて絡ませますし、時計やカード類と接触させる状態も避けられます。

1本ずつ袋やケースに分けておけば、絡みとメッキの擦れを同時に防げます。

よくある質問

マグネットネックレスと磁気ネックレスは同じものですか

売り場では呼び方が混ざっていますが、指しているものが違う場合があります。

マグネットネックレスは留め具に磁石を使ったネックレスを指すことが多く、磁気ネックレスは磁気を用いた製品として販売されているものを指します。

後者の効果については本記事では扱いません。

体調に関わる目的で検討している場合は、医療機関に相談してください。

寝るときも着けたままで大丈夫ですか

就寝中は外すことをおすすめします。

寝返りでチェーンが引かれると留め具が外れやすく、朝になって寝具の間で見つかることがあります。

強く引っ張られた状態が続けば、チェーンの環や留め具の根元にも負担がかかります。

吸着力の数字が大きいほど落ちにくいのですか

そうとは言えません。

表示されている吸着力は、まっすぐ引き剥がす向きの値です。

首の後ろでは合わせ面を斜めにずらす力が加わるため、同じ数値でも面で当たる筒型のほうが粘り、点に近い球型は先に外れます。

形とセットで見てください。

金属アレルギーが心配な場合はどう選べばよいですか

肌に触れるのは磁石そのものではなく外装とチェーンなので、素材表記を確認して選んでください。

ニッケルを含むメッキが気になる場合は、素材を明記している製品を選ぶ判断になります。

かゆみや赤みが出た場合は使用をやめて、医療機関に相談してください。

まとめ

マグネットネックレスを選ぶときは、吸着力の数値より先に留め具の合わせ面を見てください。

面で密着する筒型は重めのトップと動きのある場面に向き、点に近い球型は軽いトップと頻繁な着脱に向き、紛失を避けたいならフック併用型が候補になります。

磁石はネオジムが主流で、被覆が傷むと錆びるため、汗を拭いて乾いた場所に保管する扱いが寿命を延ばします。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と、環の内径・トップの重さという2つの実測を参考に、自分の使い方に合う留め具を選んでください。

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