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マグネットホックの付け方|バッグと財布の取り付け方法

マグネットホックの袋を開けると、凸側と凹側の金具に加えて、薄い座金(ざがね)が2枚入っています。パッケージの14mmや18mmという表記はこの金具の外径で、取り付けでつまずくのはサイズ選びよりも、布に入れる切り込みの長さと足の折り方です。

足を根元から一気に曲げたり、座金を省いて折ったりすると、金具より先に布が負けて穴が広がり、何度か開け閉めしただけで金具が回り始めます。

手順どおりなら、縫わずに既製品のバッグへ付けることもできます。

本記事では、足折り込み式の取り付け手順・切り込みを長く入れたときに起きること・ぐらついた金具の直し方・薄手の生地や革での付け方を解説します。

マグネット党編集部

マグネットの選び方を用途別に解説。100均・収納・スマホ・車・DIY・印刷用まで、耐荷重と貼る面で比較できます。仕様はメーカー公式や公的機関の資料で確認し、時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

マグネットホックの中身は4点|足折り込み式の付け方

一般的な足折り込み式は、凸側の金具と凹側の金具、それに座金が2枚という構成です。

多くの製品は片側に磁石が入り、もう片側は磁石に引き寄せられる鉄板になっているので、凸と凹のどちらを蓋に付けても留め具としては働きます。

見た目の好みで決めてかまいません。

閉じた状態で位置に印を付ける

先に蓋を閉じ、蓋側と本体側が重なる位置に印を付けます。

開いた状態で左右中心だけを測ると、蓋の厚みや縫い代のぶんだけ実際の合わせ位置がずれ、閉じたときに生地が引っ張られてしわが出ます。

印は座金を型紙にして付けると足の間隔が正確です。

座金の2つの穴に鉛筆を当てて写せば、足の幅を測り直す手間もありません。

切り込みは足の幅ぶんだけ入れる

印の位置に目打ちで小さく穴を開け、リッパーか小型のカッターで足が通るだけの短い切り込みを入れます。

足は平たい形なので、丸い穴ではなく細い切り込みが合います。

長く切れば通しやすくなりますが、そのぶん足の周りに隙間ができて金具が動き出します。

座金を入れてから足を倒す

切り込みに足を通したら、裏側から座金を重ね、平ヤットコかラジオペンチで足を倒します。

座金は足の力を布の広い範囲へ逃がす部品で、これを省くと細い金属が布に直接食い込みます。

倒す向きは内側でも外側でもかまいませんが、両足を同じ向きに揃え、根元を押さえながら少しずつ角度を付けてください。

切り込みを長く入れると、開け閉めのたびに穴が広がります

マグネットホックは開けるときに布を引き剥がす向きの力がかかるため、金具と布の隙間はそのまま裂け目の起点になります。

切り込みが足の幅より長いと、足が隙間の中で前後に動き、織り目に沿って穴が伸びていきます。

ここまで来ると金具が回転し、蓋を閉じても凸と凹の中心がずれて留まらなくなります。

座金を省いた場合の症状も似ています。

足の細い断面が布に食い込んで繊維を切り、表から見ると金具の周りだけがへこみます。

厚手の帆布なら数か月もつことがありますが、薄手の綿では最初の数回で兆候が出るでしょう。

足そのものを傷めるのは、根元から一気に90度以上曲げる折り方です。

金属は同じ場所で急角度に曲げると亀裂が入り、あとで付け替えようと起こしたときに折れてしまいます。

折り返しは2〜3回に分けて、指で押さえながら寝かせるのが安全です。

マグネットホックが閉じない・ぐらつくときの直し方

金具が回ってしまう

足を起こして金具を外し、穴の裏に接着芯を貼ってから付け直します。

広がった穴をそのまま使うと同じことが起きるので、座金を一段大きいものに替えるか、当て布を1枚追加して足の当たる面積を増やしてください。

足に亀裂が見えるなら、その金具は使わず新しいものにします。

蓋がずれて磁石が合わない

凸と凹の中心が数ミリずれるだけで、吸い付く感触が明らかに弱くなります。

マグネットホックの吸着は面で密着したときがいちばん強く、傾いて点で当たる状態では表示どおりの力が出ません。

位置を測り直すときは、必ず蓋を閉じた状態で印を付けます。

磁力が足りないと感じる

生地が厚い、あるいは金具の上に裏地やタグが重なっていると、磁石と鉄板の間に隙間ができて力が落ちます。

まず間に何も挟まっていないかを確かめ、それでも弱ければ直径の大きいものへ替える方法があります。

ただし14mmと18mmでは足の間隔が違うため、同じ切り込みは使えません。

金具の形と接触面積で吸着がどう変わるかは、マグネットは丸型と角型どちらを選ぶかで解説しています。

必要な道具は目打ちとペンチ|代用できるもの・できないもの

そろえるのは、目打ち、リッパーか小型カッター、平ヤットコかラジオペンチ、定規、チャコペンです。

目打ちは太めの針や千枚通しでも代わりになり、ペンチは金属のスプーンの柄やマイナスドライバーで押し倒すこともできます。

ただし工具ほど力が入らないので、足を寝かせきれずに浮きが残りがちです。

一方で、代用が利かないものもあります。

座金は磁力とは無関係な部品に見えますが、これがないと布側が壊れるので省略できません。

ハトメパンチで丸い穴を開ける方法も向きません。

平たい足に対して穴が丸いと隙間が残り、最初から金具が動く状態になります。

ハサミの先で切るのも、狙った長さより切れ込みが伸びやすいので避けたほうが無難です。

薄手の生地・革・ビニールでホックの付け方が変わる

薄手の綿やリネン

1枚布に直接付けると、開けるたびに金具の周囲だけが引っ張られて生地が伸びます。

取り付け位置に接着芯を貼るか、裏に当て布を1枚重ねてから切り込みを入れてください。

それでも不安な薄さなら、足折り込み式より縫い付けタイプのほうが力を分散できます。

革と合皮

革は織り目がないので裂けにくい反面、開けた穴が戻りません。

位置決めをやり直せない前提で、閉じた状態の印を二度確かめてから目打ちを入れます。

合皮は表面の樹脂層が切り込みの端から割れることがあるため、裏に薄い革や芯地を当てて折り目の力を受けさせます。

ニットやラミネート生地

ニットは切り込みから目が広がるので、足折り込み式には向きません。

接着芯で伸びを止めたうえで縫い付けタイプを使うか、留め方そのものを変える判断になります。

ラミネート加工やビニールコーティングの生地も、切り口から裂けが進みやすい素材です。

生地を切らずに留めたい場合は、面で貼る磁石を検討する手もあり、粘着面の弱さと対策はマグネットテープの剥がれない貼り方で解説しています。

既製品のバッグへ後付けする段取りはマグネットボタンの付け方にまとめてあります。

よくある質問

マグネットホックはカードやスマートフォンに影響しますか

磁気ストライプ付きのカードについては、カード会社や機器メーカーが磁石を近づけないよう案内しています。

財布の留め具として使うなら、カードポケットと金具が重ならない位置を選んでください。

植込み型の医療機器を使っている場合、日本不整脈心電学会は15cm程度以上離すよう案内しています。

強い磁石を扱うときの距離の考え方は超強力マグネットの取り扱いと保管の注意点で解説しています。

一度付けたマグネットホックを同じ穴に付け直せますか

足を起こして抜けば外せますが、穴は広がった状態で残ります。

裏に接着芯を貼り、座金を大きめのものに替えれば再利用できる場合もあるでしょう。

何度も折り曲げた足は折れやすいので、外した金具をそのまま使い回すのは勧めません。

洗濯機で洗えますか

金具はメッキ処理された鉄部品なので、水に濡れたまま放置すると錆が出て、布に色が移ることがあります。

洗った場合はすぐに水気を拭き取り、金具の裏側まで乾かしてください。

洗濯表示に金具の注意が書かれている製品なら、その案内に従います。

小さな子どもの持ち物に使っても問題ありませんか

取り付け前の金具は小さな部品で、消費者庁は2022年3月に磁石の誤飲について注意喚起を出しています。

作業中の座金や金具は手の届かない場所に置き、余った部品もまとめて保管してください。

飲み込んだ疑いがある場合は、様子を見ずに医療機関に相談してください。

まとめ

マグネットホックの取り付けで結果を分けるのは、閉じた状態で位置を決めることと、足の幅ぶんだけ切り込みを入れて座金を必ず挟むことです。

この2点を守れば、あとは足を数回に分けて寝かせるだけで済みます。

逆に穴が広がった金具は、当て布や接着芯で布側を作り直さないかぎり、同じ症状を繰り返します。

ぜひ本記事の3ステップの手順と、薄手・革・ラミネートの素材別の付け方を参考に、手持ちの生地に合った留め方を選んでください。

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