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マグネットのキッチンパネル|後付けの費用と施工を比較

マグネットのキッチンパネル|後付けの費用と施工を比較

キッチンの壁に磁石を当てても、たいていくっつきません。

コンロやシンクの前に張られているキッチンパネルはメラミン化粧板やアルミが多く、タイル貼りやクロス貼りの壁も磁石は反応しないからです。

マグネットパネルは、その壁の上に磁石の付く面を後から作るための板です。

そのため最初に決まるのは、パネル自体をどう留めるかです。

粘着テープ・ビス・立てかけの3つがあり、掛けられる重さを決めているのは鋼板ではなく固定側になります。

本記事では、受け面の作りで分かれる3タイプ・固定方法別の向き不向き・壁が磁石に反応するかの確かめ方・油汚れと錆の手入れを解説します。

マグネット党編集部

マグネットの選び方を用途別に解説。100均・収納・スマホ・車・DIY・印刷用まで、耐荷重と貼る面で比較できます。仕様はメーカー公式や公的機関の資料で確認し、時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

キッチンのマグネットパネル選びは、壁への留め方から決まる

共通して語られる軸のうち、キッチンで実際に選択を分けるのは固定方法・受け面の仕上げ・力の向き・油と水気の4つです。

貼る面の材質は「磁石が付かない」で最初から決着していることが多く、そこを悩む場面はあまりありません。

パネルを留めるのが粘着テープなら耐荷重は粘着の性能で決まり、ビスなら下地の間柱や胴縁に届いているかで決まります。

立てかけるタイプなら、そもそも壁には荷重がかかりません。

固定の見通しが立てば、残る変数は受け面の仕上げと、掛けるものの重さと向きです。

同じ鋼板でも、つや消し塗装や樹脂ラミネートが厚いほど磁石と鉄の距離が開くため、吸着は弱くなります。

フックで下向きにぶら下げる使い方はすべる向きの力になるので、表示の吸着力より軽い重さでずり落ちます。

ここを勘違いすると、耐荷重の大きい製品を選んだのに調味料が落ちるという結果になります。

キッチン特有の条件として、油はねと湯気も選び方に関わります。

油の膜は磁石と受け面の間で滑りを作り、水気は鋼板の切断面やビス穴から錆を呼びます。

壁一面をマグネット化するつもりなら、マグネットウォール収納の作り方でパネルとシートの施工の手間の違いを解説しています。

マグネットパネルは受け面の作りで3タイプに分かれる

スチール鋼板のパネル

鉄板に塗装を施した、いわゆる掲示板と同じ作りです。

板そのものに厚みと剛性があるため面がまっすぐで、磁石が面で密着します。

3タイプの中では吸着が安定する一方、面積が大きくなるほど重くなり、粘着テープだけで支えるには無理が出ます。

壁の下地を確かめてビスやレールで留める前提の製品と考えてください。

薄いスチールシートを貼るタイプ

薄い鉄板やスチール箔を樹脂で挟んだもので、はさみやカッターで切れる製品もあります。

既存のキッチンパネルの上に粘着で貼れて重量も軽いですが、柔らかいぶん下地の凹凸をそのまま拾います。

タイルの目地でわずかに波打つと、磁石が点でしか当たらず、鋼板パネルと同じ磁石を使っても保持力は落ちます。

厚みと保持力の関係は強力マグネットシートの選び方で解説しています。

ホーローやステンレス仕上げのパネル

ホーローは鉄の板にガラス質を焼き付けた素材で、下地が鉄なので磁石が付き、油汚れを拭き取りやすい面になります。

ステンレス仕上げの製品は注意が必要で、ステンレスには磁石が付く種類と付かない種類があります。

「ステンレス製」という表記だけでは判断できないため、マグネット対応と明記されているかを確認してください。

書き分けのない製品は、店頭で小さな磁石を当てて確かめるのが確実です。

固定方法別に見た、向いている人と向かない人

受け面の作りが決まったら、次は留め方です。同じ鋼板パネルでも固定方法の選択肢が用意されている製品があり、どれを選ぶかで原状回復のしやすさと掛けられる重さが変わります。

固定方法耐荷重を決めているもの向いている人
粘着テープテープの粘着力と貼る面の平滑さラップやお玉など軽いものだけを掛けたい人
ビス・レール下地の間柱や胴縁に効いているか調理道具をまとめて掛けたい持ち家の人
立てかけ・置き型自重と置く面の水平壁に手を入れられない賃貸の人
磁力で重ねるすでにある鉄面側の磁着力冷蔵庫の側面やレンジフードで使いたい人

粘着固定が向かない人

油はねが直接かかるコンロ横に貼りたい場合、粘着テープは向きません。

テープの端に油が回り込むと接着が弱くなり、パネルが重いほど自重で下がります。

賃貸で跡を気にする人にも勧めにくく、強い粘着ほど剥がすときに化粧板の表面を持っていくことがあります。

壁を触らずに済ませたいなら、シンクの奥やコンロの奥に自立させる置き型か、キャビネットの扉裏など目立たない位置を選ぶほうが安全です。

サイズと設置場所の組み合わせはマグネットボードのおすすめでも比較しています。

貼る前に磁石を当てる、キッチンで付かない面を見分ける手順

小さな磁石を数か所に当てる

確認は、ネオジム磁石の小片やマグネットクリップを1つ持って壁を回るだけで済みます。

1か所だけで判断せず、上下と左右に離した数か所で試してください。

同じ壁でも下地の鋼板が入っている位置とそうでない位置があり、下地の位置を探る目的も兼ねられます。

付いても指で軽く横に押すとずれる場合は、塗装やラミネートが厚くて磁石が離れている状態なので、パネルを重ねる前提で考えたほうが確実です。

取り付け位置は実寸で決める

測るのは3か所です。

吊り戸棚の下端から作業台までの高さ、コンロやシンクの奥行き、それにコンセントとスイッチの位置です。

パネルの上端が戸棚の扉に当たると扉が開かなくなり、コンセントを塞ぐと後から動かせません。

コンロのすぐ横は熱がかかるので、製品の注意書きにある離隔距離を必ず確認してください。

冷蔵庫に貼るタイプを検討している場合、日立は側面や背面にも付けられるが付けすぎると放熱を妨げると案内し、パナソニックは側面には何も貼らないよう案内しています。

メーカーごとに扱いが違うため、マグネットシートは冷蔵庫に貼れるかで機種別の注意点を解説しています。

耐荷重の数字だけで選ぶと、掛けたものがずり落ちる

いちばん多いミスマッチは、吸着力と耐荷重を同じものとして読むことです。

吸着力は受け面から引き剥がすのに要る力で、平滑な鉄板に密着させて垂直に引いた条件の値です。

フックに鍋つかみを掛ける使い方は、板に沿って下へ滑らせる力になるため、同じ磁石でも表示より小さい重さで動き出します。

カタログ値の半分を目安に見ておくと、実際の使い方との差で驚かずに済みます。

もう一因は接触面積です。

小さなネオジム磁石を1点だけ使ったフックは、磁力が強くても板がわずかに反っていれば線でしか当たらず、力が出ません。

面で当たる薄型のフックや、磁石が2つ以上入ったタイプのほうが、同じ表示でも安定します。

包丁やスキレットのような、落ちるとけがにつながるものを磁力だけで留める使い方は避けてください。

落下しても問題のないものから掛けていき、重いものはビス固定のフックに任せるという分担が現実的です。

マグネットパネルの手入れは、外せる作りかどうかで手間が変わる

キッチンで最初に起きる変化は、汚れではなく滑りです。

油の膜が受け面に薄く残ると磁石の摩擦が減り、掛けたものが少しずつ下がります。

週に一度、中性洗剤を薄めた布で拭き、乾いた布で水気を取るだけで戻ります。

研磨剤入りのクリーナーやメラミンスポンジは塗装を細かく傷つけ、傷が増えるほど磁石の当たりが点に近づくので使わないでください。

錆は端から始まります。

鋼板の切断面やビス穴は塗装が薄いか下地が露出しているため、水がたまると赤い点が出ます。

立てかけタイプなら定期的に外して裏側と壁の間を拭けますが、粘着で貼ったパネルは裏を掃除できません。

そのぶん、貼る前に壁の油分を落として乾かす作業が仕上がりを決めます。

磁石側の手入れも忘れないでください。

ネオジム磁石は被覆が欠けるとそこから錆びるので、欠けたものは交換したほうが安全です。

よくある質問

キッチンパネルの上に直接貼っても大丈夫ですか

製品によって扱いが違います。

メラミン化粧板は平滑で粘着がよく効く面ですが、その効きの強さが剥がすときの負担になり、化粧層をはがすことがあります。

貼る前に、パネル側のメーカーが粘着物の使用について注意書きを出していないか確認してください。

賃貸なら、壁に触らない置き型を先に検討するほうが無難です。

100円ショップのマグネットボードで代用できますか

掛けるものが軽く、面積も小さいなら選択肢に入ります。

ただし薄い板は反りやすく、面が波打つと磁石が点で当たって保持力が下がります。

サイズと耐荷重の実際の傾向は100均のマグネットボードは使えるかで解説しています。

取扱いは店舗や時期で入れ替わるため、売り場にあるかどうかは行ってみないと分かりません。

キッチンのステンレス部分なら磁石が付きますか

ステンレスは種類によって付くものと付かないものがあります。

同じキッチンでも天板と扉で材質が違うことがあるので、小さな磁石を当てて場所ごとに確かめてください。

付かない面でも、マグネットパネルを重ねれば磁石の使える面を作れます。

メモを書ける面にもしたいのですが

ホーローや専用の塗装を施したパネルは、マーカーで書いて消せる仕様のものがあります。

ただし書き消しの性能は表面処理で差が出て、消え残りが蓄積する製品もあります。

書く用途を重視するなら、マグネットホワイトボードの選び方で消えにくさの違いを解説しています。

まとめ

キッチンのマグネットパネルは、鋼板の性能よりも先に固定方法で選択が決まります。

壁を触れないなら置き型、道具をまとめて掛けたいなら下地に効かせるビス固定という順で絞り込むと、候補は数点に減ります。

受け面はホーローや厚みのある鋼板ほど磁石が面で密着し、薄いシートは下地の凹凸をそのまま拾うという違いを頭に入れておいてください。

掛けるものについては、吸着力の表示を鵜呑みにせず、すべる向きでは表示を下回る前提で軽いものから試すのが安全です。ぜひ本記事の固定方法の比較表と、磁石を数か所に当てる確認手順を参考に、自宅のキッチンに合うパネルを選んでください。

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