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マグネットのクロス|掃除用品を吊るす方法と選び方

マグネットのクロス|掃除用品を吊るす方法と選び方

ビニールクロスの壁にマグネットフックを当てても、指を離した瞬間に落ちます。

クロスは塩化ビニルや紙でできていて、その下の石膏ボードにも磁石が反応する鉄は入っていないからです。

付けたいなら、磁石が吸い付く面をクロスの上に足すところから始めます。

足す方法はスチール板・マグネットシート・マグネット塗料の3タイプですが、仕上がりを分けるのは固定のしかたです。両面テープをクロスへ直に貼ると、外すときに表面のビニルの層が板と一緒に持ち上がります。

本記事では、クロスの上に磁石が付く面を作る手順・貼ったあとに落ちる原因と直し方・クロスの種類ごとに変わる手当てを解説します。

マグネット党編集部

マグネットの選び方を用途別に解説。100均・収納・スマホ・車・DIY・印刷用まで、耐荷重と貼る面で比較できます。仕様はメーカー公式や公的機関の資料で確認し、時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

クロスの壁でマグネットを使う手順は、下地を貼ってから磁石を当てる

順番を逆にすると失敗します。

強い磁石を探すより先に、磁石が吸い付く面を用意してください。

鉄が入っていない面では、フェライトでもネオジムでも結果は同じで、まったく反応しません。

作業は次の流れで進めます。

貼る位置を決めて、クロスの表面を乾いた布で拭く

ほこりが1枚挟まるだけで粘着剤の当たる面積が減るため、貼る範囲を乾いた布で拭いてから始めます。水拭きしたあとにすぐ貼ると、湿ったまま粘着が固まって、後から浮く原因になります。

マスキングテープを敷いてから両面テープを重ねる

両面テープをクロスへ直に貼るのは、剥がすときの負担がいちばん大きいやり方です。マスキングテープを先に貼り、その上へ強力両面テープを重ねると負担は軽くなりますが、テープの相性やクロスの劣化具合によっては跡が残るので、家具の裏など目立たない場所で一度試してください。

スチール板を全面で圧着して、荷重をかけずに置く

粘着剤は貼った直後より、時間がたってからのほうが強く付きます。

板の中央から外へ手のひらで押し出すように圧着し、テープのメーカーが示す放置時間を待ってから物を掛けましょう。

角だけを指先で押さえると、中央に空気が残ります。

軽い物から掛けて、すべる向きの荷重で確かめる

いきなり重い物を掛けると、落ちたときに板ごと剥がれてクロスを引き連れていきます。まず軽い物で一晩置き、ずり落ちがないと分かってから本来掛けたい物に替えてください。

下地ができれば、残る変数は磁石側の選び方だけです。耐荷重と設置面で選ぶマグネットフックでは、カタログの耐荷重がどんな条件で測られた数値なのかを解説しています。

手順を飛ばすと、クロスが破れて元に戻せません

いちばん多い壊れ方は、両面テープの粘着がクロスの表面より強く、ビニルの層が板と一緒に持ち上がることです。

めくれた下からは白い紙の層が出るので、遠目にも傷が分かります。

ビニールクロスは柄も艶も製品ごとに違い、同じ品番が手に入らなければ部分的な貼り替えでも色差が出ますし、賃貸なら退去時に補修の負担をどう見るかという話になります。

掛けた物が落ちる被害も見落とせません。

板が剥がれる形で落ちると、板と掛けていた物の両方が床に当たり、フローリングや洗面ボウルを欠くことがあります。

糊だけが残った場合は、時間がたつほどほこりを拾って黒ずみ、後から拭いても落ちにくくなります。

落ちる・浮く・糊が残るは、原因も直し方も別です

掛けた物が下にずり落ちる

磁石の力ではなく、荷重の向きを疑ってください。

吸着力は面から垂直に引き剥がすのに要る力で、下向きにすべらせる向きには表示より小さい重さで動きます。

接触面に凹凸のある形の磁石は、面積が足りていないことも多いです。

強力マグネットフックの落ちない貼り方では、すべりを止める向きの考え方を解説しています。

板やシートの角が浮いてくる

ビニールクロスにはエンボスと呼ばれる細かい凹凸があり、深い柄では粘着剤が谷に届かず、実際に付いている面積が見た目より小さくなります。

浮いた角を押し戻しても戻らないので、いったん外して貼り直すほうが早いです。

貼り直すときは、テープを点で置かず、板の縁に沿って周囲を囲むように貼ると角が浮きにくくなります。

剥がしたあとに糊が残った

こすって落とそうとすると、糊よりクロスの表面が先に削れます。

ドライヤーの温風を離して当てながら少しずつ引くと、糊ごと剥がれることがあります。

市販のシール剥がし剤は、クロスの可塑剤(かそざい)と反応して艶が変わる場合があるため、家具で隠れる場所で試してから使ってください。

用意する道具と、代用が利くもの

必須のものは多くありません。

  • スチール板(磁石が吸い付く鋼板。厚みがあるほど磁石の力を受け止めます)
  • 強力両面テープと、下地にするマスキングテープ
  • 乾いた布と、鉛筆やメジャーなどの位置決め用の道具
  • 面の判別用に、小さなフェライト磁石(冷蔵庫用の平たいマグネットで足ります)

水平器は代用が利きます。

スマートフォンの計測アプリでも、フックが1本なら十分です。

逆に代用しにくいのが両面テープで、事務用の薄いテープは板の重さと荷重に耐えません。

板そのものは100円ショップの製品で足りる場合もありますが、厚みと面積が小さいものは磁石が乗り切りません。

100均のマグネットフックと耐荷重の違いでは、安価な製品で足りる用途と足りない用途を解説しています。

ビニール・紙・布・塗り壁でクロス側の手当てが変わります

表面が丈夫なビニールクロスは、上に述べた手順がそのまま使えます。

紙クロスや布クロスは事情が違い、テープを剥がすときに表面の繊維や紙が付いてくるため、粘着で留める方法自体を避けたほうが安全です。

この2タイプでは、細いピンで留めるタイプの金具や、床と天井で支える突っ張り式の棚に磁石が付く面を作るほうが現実的でしょう。

砂壁や珪藻土(けいそうど)などの塗り壁は、表面から粉が出るので粘着剤が最初から効きません。

下地を作る前に、すでに鉄がある面を探すという手もあります。

鉄骨の間柱(まばしら)やビスの位置にはクロス越しでも磁石が弱く反応しますが、点で当たるだけなので物を掛ける固定には向きません。

キッチンならレンジフードや冷蔵庫の側面など、最初から磁石が付く面が残っていることが多いです。

キッチンのマグネット収納の活用例では、既存の面を使った配置を解説しています。

ガラス・アルミ・樹脂の面は、下地を貼らないかぎり磁石の出番がありません。窓ガラスなら吸盤、樹脂の建具なら貼って剥がせる粘着フック、どこにも貼りたくない場所ならワイヤーネットや突っ張り棒という順で検討してください。

マグネットの点検は、掛ける物を替えるときと季節の変わり目に

点検の間隔を日数で決める必要はありません。

貼った翌日と1か月後に一度見て、そのあとは掛ける物を替えたタイミングで確かめると、ずれに気づける頻度になります。

加えて、暖房で壁面の温度が上がる冬の入りと、湿度が高くなる梅雨の前は粘着剤の状態が変わりやすい時期です。

お手入れは乾いた布で拭くだけで足ります。

磁石と板の間に砂や鉄粉が挟まると接触面積が減り、同じ物を掛けていても保持力が落ちます。

見るのは、磁石の被覆に欠けや膨らみがないか、板の表面に錆の点が出ていないかの2つです。

ネオジム磁石は被覆が欠けたところから錆びるため、洗面台まわりのような水がかかる場所では防錆処理のあるタイプを選んでください。

マグネットのタオル掛けを耐荷重で選ぶ基準では、濡れた物を掛ける場所での注意点を解説しています。

よくある質問

賃貸のクロスにマグネットの下地を貼っても大丈夫ですか

可否は契約内容によるため、ここで大丈夫とは言えません。マスキングテープを敷く方法でも跡が残る可能性は残るので、原状回復の範囲が心配なら、管理会社に確認するか、突っ張り式やピン式のように壁面に粘着剤を使わない方法を選んでください。

マグネットシートを下地にしてもフックは付きますか

付きますが、鋼板より弱くなります。

マグネットシートは表面に細かい間隔でN極とS極が交互に並ぶ着磁のため、同じフックを載せても鉄板ほどの保持力は出ません。

物を掛ける用途なら鋼板を、掲示物を留めるだけならシートを選ぶという分け方が無理のないところです。

シート同士を重ねると、向きによって反発することもあります。

クロスの上から磁石で下地の位置を探せますか

探せる場合があります。

市販のマグネット式の下地探しは、ボードを留めているビスの頭に反応する仕組みです。

ただし反応する範囲はビスの位置だけで、そこに直接フックを付けても荷重は支えられません。

位置の目印として使うにとどめてください。

浴室でも同じ手順でいいですか

浴室の壁は多くの場合クロスではなく樹脂や鋼板のパネルで、鋼板なら下地を貼らずに磁石が使えます。

小さなマグネットを当てて反応を見てから判断してください。

反応する場合でも、湿気で粘着剤は落ちやすく、磁石側も錆びやすい環境です。

まとめ

クロスの壁で磁石が反応しないのは磁石の力不足ではなく、鉄が無いという材質の問題です。

手順としては、位置を決めて拭き、マスキングテープを敷いてから両面テープでスチール板を圧着し、時間を置いて軽い物から試すという流れになります。

紙クロスや塗り壁ではこの手順を使わず、粘着に頼らない方法へ切り替えてください。

ぜひ本記事の4つの手順とクロスの種類別の分かれ方を参考に、跡を残さない範囲で使える面を作ってみてください。

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