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マグネットバーの使い道|キッチンと玄関の取り付け方法

マグネットバーの使い道|キッチンと玄関の取り付け方法

浴室の壁に貼ったマグネットバーは、バスタオルを2枚掛けただけで少しずつ下へずれることがあります。表示が耐荷重3kgでも、その3kgは平滑な鉄板に密着させて垂直に引き剥がしたときの試験値で、実際に掛けた物の重さは接触面を真下へすべらせる向きに働くからです。

さらに、壁から前に出るバーには、先端の荷重が上側を浮かせるてこの力が加わります。水気と石けんカスが磁石と壁の間に入れば、密着そのものも落ちていきます。

本記事では、浴室と洗濯機まわりでずれる理由・貼れる面かどうかの見分け方・防錆処理と接触面の形の選び分けを解説します。

「マグネットバー」はどれを選ぶ?

マグネット党編集部

マグネットの選び方を用途別に解説。100均・収納・スマホ・車・DIY・印刷用まで、耐荷重と貼る面で比較できます。仕様はメーカー公式や公的機関の資料で確認し、時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

浴室でマグネットバーがずれるのは荷重とてこ

マグネットバーが下がるのは、重い物を掛けた瞬間よりも、軽い物を掛けたまま数日置いたときに起きやすいです。原因は3つに分かれますが、浴室と洗濯機まわりではその3つが同時に起きます。

荷重は引き剥がす向きではなく、下へすべる向きにかかる

タオルやハンガーの重さは、バーを壁から引き剥がす向きには働きません。

接触面をなでるように、真下へすべらせる向きに働きます。

吸着力や耐荷重として書かれている数値は、平滑な鉄板に密着させて垂直に引き剥がしたときの条件で測った値が基準なので、すべる向きではその数字を下回ります。

表示を上限として使わず、余裕を持たせた重さで使ってください。

前に出たぶん、上側を浮かせる力が加わる

バーは壁から数センチ前に出る形なので、先端に近いところへ重い物を掛けると、その重さはバーを回転させる力になります。

回転すれば接触面の上側が壁から浮き、浮いた分だけ密着が減り、減った分だけすべりやすくなります。

掛ける物を壁側に寄せると持ちが変わるのは、このてこが小さくなるからです。

長い物を掛けるバーでは、荷重が中央に集まるか端に寄るかでも変わります。

水膜と石けんカスが密着を落とす

浴室では、磁石と壁の間に水膜と石けんカスが入り込み、その厚みだけ磁石が壁から離れます。

磁力は距離が開くと急に弱まるため、貼り直した直後は効いていたのに、しばらくすると下がってくるという経過をたどります。

洗濯機の側面では脱水時の振動が加わり、微細なずれが積み重なっていきます。

1点で留まる強力タイプのフックでも同じことが起きるので、貼り方側の対策は強力マグネットフックの落ちない貼り方で解説しています。

貼る前に確かめるのは浴室壁と洗濯機側面の鉄

磁石が付くかどうかは見た目では分かりません。クリップ留めに使う小さなフェライト磁石を当てて、指を離しても落ちないかを先に試してください。

浴室の壁とドア

ユニットバスの壁パネルは、鋼板の上に仕上げをしたものと、樹脂だけのものに分かれます。

前者なら磁石が付きますが、後者にはまったく付きません。

同じ浴室でも、壁は付くのにドアや窓枠は付かないという組み合わせがあるので、貼りたい面ごとに確かめるのが早いです。

ステンレス部分は種類によって付くものと付かないものがあり、「ステンレスだから」で判断はできません。

洗濯機の外装とキッチンのレンジ横

洗濯機は外装が鋼板の機種なら側面や前面に付きますが、樹脂パネルの部分には付きません。

キッチンでは、レンジフードや吊戸棚の側面が鋼板になっていることがあり、そこがバーの取り付け先になります。

設置面ごとの耐荷重の見方はマグネットフックの耐荷重と設置面の選び方で解説しています。

キッチンでどこに何が付くのかを先に知りたい場合は、キッチンで使えるマグネット収納の活用例のほうが早いでしょう。

防錆と面で当たるマグネットバーが水回り向き

場面ごとに優先したい仕様は違います。

場面起きること優先する仕様
浴室常に湿気があり、水滴が接触面に残る防錆処理された磁石と、樹脂で覆われた本体
洗濯機の側面脱水の振動で少しずつずれる接触点が複数あり、面で当たる構造
キッチンのレンジ横油が接触面に回り、滑りやすくなる拭き取れる表面と、外して洗える形
玄関のスチールドア塗装が厚く、砂やほこりを噛みやすい接触面がゴムなどで保護されたタイプ

防錆処理の有無が浴室での寿命を分ける

ネオジム磁石は小さくても強い力が出る一方、被覆が欠けるとそこから錆びます。

浴室に置くなら、磁石が樹脂やゴムで完全に覆われているか、防錆処理が明記されているものを選んでください。

フェライト磁石は磁力が穏やかで錆びにくいため、同じ保持力を出すには体積が要りますが、水回りでは扱いやすいタイプです。

接触面の形と磁石の厚み

磁力が同じでも、面で密着するほど保持力は上がります。

点や線でしか当たらない形は、表示どおりには持ちません。

磁石の厚みと磁力はおおむね比例し、同じ厚みなら異方性のほうが等方性の1.5倍ほど強くなります。

裏面の表示に等方性・異方性の記載があれば、同じ大きさの製品を比べるときの手がかりになります。

レンジ横のように油が回る場所では、素材の拭きやすさも持ちに関わるので、油汚れに強い素材の調味料ラックで解説している素材の選び分けが参考になります。

小さな磁石2点と粘着の併用は浴室で裏目に出る

強い磁石を小さく2点だけ配置した細身のバーは、見た目が軽くまとまる一方、水膜や石けんカスで密着が落ちたときに逃げ場がありません。接触点が多いほど、1点の効きが落ちても残りで支えられるので、長い物を掛けるなら磁石の数と間隔を確かめてください。

粘着テープを併用するタイプは、耐荷重を決めているのが磁石ではなく粘着側になります。

保持力は上がりますが、剥がすときに糊が残ったり、塗装を持っていくことがあります。

跡を残したくない賃貸の浴室やスチールドアでは、磁力だけで留まるものを選び、荷重を軽くするほうが無理がありません。

また、塗装が厚い玄関ドアに強い磁石を直接当てると、間に入った砂粒が擦り傷になります。

接触面が樹脂やゴムで覆われたタイプを選び、貼る前に面を拭いてください。

マグネットバーの高さは目線より下、掃除は月1回

取り付け位置で迷ったら、掛けた物を取り出す動作を先に決めるのが早いです。

バーを目線より高くすると、掛けるときに上向きの力が入り、バーを持ち上げる方向に押してしまいます。

腰から胸の高さなら、物を掛けるときも外すときも横方向の動きで済みます。

取り出しやすい高さの考え方は、ラップホルダーを付ける位置の選び方で解説している内容がそのまま当てはまります。

浴室では、シャワーが直接当たる位置と、壁の水が流れ落ちる筋の上を避けてください。

接触面に水が流れ続けると、石けんカスが溜まる速さが変わります。

目安として月に1回はバーを外し、壁側と磁石側の両方を乾いた布で拭くと、密着が戻ります。

洗濯機の側面に付けている場合は、外したときに位置が変わるので、貼り直しのたびに脱水を1回まわして、ずれないかを見ておくと安心です。

なお、磁石が小さな部品として本体から外れる構造の製品は、子どもの手の届く場所に置かないでください。消費者庁が2022年3月に、強力磁石の誤飲事故について注意喚起を出しています。

よくある質問

浴室の壁にマグネットバーが付きません。どうすればいいですか

壁パネルに鉄板が入っていない可能性があります。

クリップ用の小さな磁石を数か所に当てて、どこか付く面がないかを探してください。

壁が全面樹脂でも、ドア枠や洗面側の面が鋼板というケースがあります。

付く面がひとつもなければ、磁石ではなく突っ張りや吸盤で留める製品に切り替えるほかありません。

洗濯機の側面にマグネットバーを付けても問題ありませんか

外装が鋼板なら付きますが、機種によっては操作パネル付近や放熱部分への取り付けを避けるよう取扱説明書に書かれていることがあります。

まず説明書の注意書きを確認してください。

脱水時の振動でずれやすいので、重い物を掛けたまま長期間放置しないほうが安全です。

冷蔵庫の側面にマグネットバーを付けられますか

メーカーで案内が違います。

日立は側面や背面にも付けられるとしつつ、付けすぎると放熱を妨げると案内しており、パナソニックは側面には何も貼らないよう案内しています。

お使いの機種の説明書に従ってください。

ガラスドアの冷蔵庫には通常の磁石が付かず、専用のマグネットセットが必要になります。

剥がしたあとに跡は残りますか

磁力だけで留まるタイプなら、糊の跡は残りません。

ただし、接触面に砂やほこりを噛んだまま押し当てて動かすと、塗装に擦り傷が付くことがあります。

粘着テープを併用するタイプは、剥がすときに糊が残る場合があるので、跡を避けたい面では磁力のみのものを選んでください。

100円ショップでマグネットバーは買えますか

取り扱いは店舗と時期で入れ替わるため、あるとも無いとも言えません。

見つかった場合は、磁石の数と防錆処理の記載を見て、浴室で使えるかどうかを確かめてください。

水回りで長く使うなら、防錆処理が明記された製品のほうが安心です。

まとめ

「マグネットバー」はどれを選ぶ?

マグネットバーが下がるのは磁石が弱いからではなく、荷重が下へすべる向きに働き、前に出たぶんのてこが上側を浮かせ、そこへ水膜や油が入るからです。

そのため、選ぶときに見るのは磁石の強さより、接触点の数と面で当たる形、それに防錆処理の有無になります。

貼る面に鉄が入っているかどうかは、小さな磁石を当てれば数秒で分かります。

ぜひ本記事の場面別の比較表と、防錆処理・接触面の形という2つの条件を参考に、使う場所に合ったマグネットバーを選んでください。

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